通関士の試験は国家資格?
通関士の試験は、国家資格です。どうせ資格を取るのであれば、国が認めている国家資格を取りたい、そんな方には通関士の資格はお勧めです。
通関士の資格を受ける際には学歴や年齢制限、国籍など特に制限はないので、いくつになっても、また外国籍の方でも、学生や主婦の方でも受験することができます。
通関士の資格は需要も高まっているため、約1万人の受験生が毎年通関士の試験を受験しています。その中でも女性は3分の1程度受験しており、今後増加も見込まれています。
通関士の試験は毎年7月1日に試験広告が発表されます。申し込み期間は8月上旬から中旬にかけて行われますが、期間が短いので出し忘れの注意が必要です。申し込みは税関で直接もできますし、ネットや郵送も可能です。
試験日は10月の第一日曜日です。ちなみに以前は10月中旬頃でした。全国13カ所に指定された会場ならどこでも受験できます。
合格発表は11月の下旬に合格者の氏名と受験番号が官報に掲載されます。また受験した税関の各官署にも合格者の受験番号が掲示されインターネット官報でも閲覧できます。合格者には通関士試験合格証書を郵送で届きます。
近年の合格率は10%程度となっており10人に1人合格と聞くと確かに難関ですが、受験資格もなく誰でも受けられるマークシート試験なので全く勉強せず受験する方も相当います。しっかり対策学習をしたならば合格率など気にする事なく試験に臨みましょう。
通関士の試験は基本、関税などに関する法律の試験です。通関業法、関税法、通関手続き実務の3つの科目の試験になります。
試験勉強は法律の暗記が中心です。英語力が問われると思われがちですが通関業務の専門用語を読み書きできればいいだけで日常会話などの能力は問われません。
通関士の試験は全問マークシートです。試験時間、配点は2012年を例にすると
*配点、合格基準は年度によって変わる場合もあります。2011年、2007年は合格基準が50%でした。
このような流れで試験が行われます。マークシートは空欄を作らず、必ず埋めるようにしましょう。
通関実務の試験では電卓を持ち込み受験しますが、その際音が気になる方はあらかじめ申告することで耳栓の持ち込みも可能です。
通関士資格に限らず資格やスキルは一生の宝と言えます。勉強など毛嫌いして避けてきた方も多いかとは思いますが、自由な働き方ができる世の中になってきた現在はさらにそうは言ってられなくなりました。
就職するのも個人ビジネスを展開するのも資格やスキルがなかったら難しい世の中です。
逆に言うと資格やスキルがあるだけで、他の人との差別化ができます。あなたは今の現状から脱したいと少なからず思ってこちらのサイトにたどり着いてるのですから変われるはずです。うすうす気づいてるとは思いますがスキルや知識の習得は専門的な指導を受けて習得したほうが早いし挫折も少ないし深く学べます。
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